“心炎”の読み方と例文
読み方割合
しんえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巧雲は唇の端をチッと鳴らしながらを排して隣室へ行ってしまった。楊雄は大ノ字なりにふんぞり返っている。しかし眠れない。眠らんとすればするほど心炎しんえんはカッカと冴えてくるばかり。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)