“徳間”の読み方と例文
読み方割合
とくま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福士川から徳間とくま入りをした宇津木兵馬と七兵衛は、机竜之助を発見することなくして、かえってがんりきの百蔵を発見してしまいました。
七兵衛は、徳間とくまの山奥で砂金取りをしていたこの少年を見出だして以来、そのこましゃくれた面憎つらにくい言い分に、いつも言いまくられる癖がある。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
徳間とくまの山の中でほうり放しにして置かれてあったのを助かって出て来たのが不思議、誰が助けて来たのだろう、ことによったら山の中へあの女が通りかかって介抱した
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)