御筆おふで)” の例文
後藤さんも満洲へ来ていただけに、字がうまくなったものだと感心したが、そのじつ感心したのは、後藤さんの揮毫きごうではなくって、清国皇帝の御筆おふでであった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)