御権威おちから)” の例文
山木剛造は額撫でつゝ「れは閣下、決して左様な次第では御座りませぬが、——併し今日こんにちは誠にい所で拝謁を得ました、実は是非共閣下の御権威おちからを拝借せねばならぬ義が御座りまして——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)