御帳台みちやうだい)” の例文
旧字:御帳臺
昼すら真夜に等しい御帳台みちやうだいのあたりにも、尊いみ声は昭々と珠を揺る如く響いた。物わきまへもない筈の八歳の童女は感泣した。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)