御参ごさん)” の例文
一度は胴震いするほどに驚かされたが、好き敵御参ごさんという自負心は高鳴りをして、久しく鬱屈していた勇気が十倍の勢いで反抗してきました。
「よッ待ってました親玉。よき敵御参ごさんなれとおいでなすったね」
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)