徜徉しやうやう)” の例文
出でて裏浜うらはま(唐津町の)の真砂の上に徜徉しやうやうの歩を移せば海上呼べば応へんとすばかりなる鳥島より右に後ろにさけて高島はその名のごとくそばだち
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
いたづらに事業を賤しみ、之を俗人の事となし、超然として物外に徜徉しやうやうせんとするに至つてはそもそも亦名教の賊に非ずや。