得々いそいそ)” の例文
可懐なつかしきと、嬉きと、なほ今一つとにて、母は得々いそいそと奥に導れぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
妻は得々いそいそ起ちて、その外套を柱の折釘をりくぎに懸けつ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)