後世風おとつよぶり)” の例文
此を以て茂吉は尚、万葉調と称して居るが、実は既に茂吉調であって、万葉の八・十、或は十七・十八・十九・二十などとも違ったよい意味の後世風おとつよぶりであることは、疑うことの出来ぬ事実である。
歌の円寂する時 (新字新仮名) / 折口信夫(著)