待遇あしらお)” の例文
何か心に持ッているそれを悟られまいため、やはり今までどおり、おさなく、愛度気あどけなく待遇あしらおうと、影では思うが、いざ昇と顔を合せると、どうももうそうはいかないと云いそうな調子で。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)