“彽徊顧望”の読み方と例文
読み方割合
ていかいこぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はこういう表情をして、勿来なこその古関の上に、往を感じ、来をおもうて、いわゆる彽徊顧望ていかいこぼうの念に堪えやらぬもののようです。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)