“床尾鈑”の読み方と例文
読み方割合
しやうびばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二年前まではこの中学の校舎は兵営だつたため、控所の煉瓦敷れんぐわじきは兵士の靴のびやうや銃の床尾鈑しやうびばんやでさん/″\破壊されてゐた。汗くさい軍服のにほひ、油ツこい長靴の臭ひなどを私は壁からぎ出した。
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)