“帘”の読み方と例文
読み方割合
サカバヤシ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嬉遊笑覧に引いた雑兵物語ザフヒヤウモノガタリサカバヤシのだし・武者物語の鹿の角のだしなどは、決して珍らしい事ではない。いろ/\の旗指物図を見れば、到る処に此名所は散見してゐる。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
有馬直純の指物(島原御陣諸家指物図)に使うた、青杉の酒ほてと言ふ物は、サカバヤシの一種と思はれるが、ほてとぼんでん(郷土研究三の三九七)と帘との間の、脈絡を繋いで居るものと言ふ事が出来る。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)