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市民
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グラジュダニン
ふりがな文庫
“
市民
(
グラジュダニン
)” の例文
市民
(
グラジュダニン
)
ルイバコフの台所ではさぼてんが素焼の鉢の中で芽をふき、赤い前かけの女中ナーデンカはパン粉をこねている。
モスクワ印象記
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
四十年後に、
室
(
クワルテイラ
)
は
市民
(
グラジュダニン
)
ルイバコフの所有となるであろう。二ヵ月前までの下宿人はペルシア人の男とオデッサ生れの女で、男の本妻はペルシアにあった。
モスクワ印象記
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
市民
(
グラジュダニン
)
ルイバコフのバルコンは、四辻の広場と乗合自動車の発着所を見下した。広場の中央に電燈入りの時計がある。深更、街燈が消えて暗いときにも時計だけは円く明るい。
モスクワ印象記
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
日本女の胆嚢に入ったバイキンは、あらゆる瞬間に、ルバシカに包まれたモスクヷの
市民
(
グラジュダニン
)
の胃にも侵入しつつある。モスクヷ全住民の幾割が衛生的な家庭の食事にありついて居るであろうか。
一九二九年一月――二月
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
“市民”の解説
とは、政治的共同体、国政の(主権的な、主体的な)構成員。個々の人間を指す場合と、人間集団をまとめて指す場合とがある。
構成員全員が主権者であることが前提となっている議論では、構成員を主権者として見たものである(現代社会の「市民」について述べるときはこの意味合いのことが多い)。市民の語源は、都市である(citizenとcityは同語源である)。
(出典:Wikipedia)
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
“市民”で始まる語句
市民兵
市民同盟
市民病院
市民階級
市民防空壕