そして、岩清水一掬いわしみずいっきくの、水盃を汲み合うて、清涼せいりょうの気、胸をとおるとき、兄弟三人がひとしく家郷の母へ向って
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)