“山藍”の読み方と例文
読み方割合
やまあい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわんや山に山藍やまあいあり、野に福木ふくぎあり、丘に「てかち」あり、求めれば紅花べにばなも庭に咲かしめることが出来るのです。要すべき染料は自然が人々のために充分に備えているのです。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
本土では既に正藍しょうあいが得難くなってきましたが、この島ではまだ活々と用いられています。種類が違って、広くは「山藍やまあい」の名で呼ばれます。色を出すのが容易で、どの家でもしこむことが出来ます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)