就寝やすみ)” の例文
お茶を差上ましょうか、随分よくお汁粉を召上りましたもの。お気が重ければモー一度お就寝やすみなさい。枕をお貸し申しましょう。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
妻君は下女に命じて茶を一杯客に呈せしめ「お就寝やすみになるのは一向構いませんが大層お魘されでしたからお苦しかろうと思っておおこし申したのです。夢でも御覧になりましたか」
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)