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小言
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つぶや
ふりがな文庫
“
小言
(
つぶや
)” の例文
面白からぬ心々を載せたればや、とかくに二人が擦れ合ふのみにて口も利かねば、たまたまの事にまた旦那が箱やを起こして、ほんに陰気な事やつたと、下女も丁稚も
小言
(
つぶや
)
きぬ。
心の鬼
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
朝は我が台所のものよりも、先だちて起き出でたまへば、睡き眼を母様に起こされたる下女の、また浅木さんが早起きしてツ、ついぞ祝儀の一ツも呉れた事はないにと
小言
(
つぶや
)
くが例なるに。
葛のうら葉
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
それを申し出せばなほさら
小言
(
つぶや
)
かるることと、ぬれ紙にでもさはる様に、あなたの御無理はごもつともとひたすらに謝りゐり、どうやらこふやら、睡りに就いて貰ふ事はたびたびでござりました。
こわれ指環
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“小言”で始まる語句
小言幸兵衛
小言家
小言序