“宿院”の読み方と例文
読み方割合
しゆくゐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大道をまた一町南へ行きますと宿院しゆくゐんと云ふ住吉神社のお旅所たびしよがあります。私の通つた小学校は宿院小学校と云つて、その境内けいだいの一部にあるのです。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
二人は手を引き合つて住吉すみよし神社の宿院しゆくゐんのお旅所たびしよの隣にある大燈籠の所へ行きました。石段が五六段あつて、二つの燈籠の並んだ廻りの石も二尺位の幅のあるものなのです。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)