“家台”の読み方と例文
旧字:家臺
読み方割合
やたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもその騒がしい虫の声を市中の虫売りの家台やたいのうちに聴く場合には、まったくその趣をことにするのである。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
わたしは遠慮なしに飲んで食って、踊りの家台やたいの噂などをしていたが、雨はだんだん強くなるばかりで、家の老婢ばあやがあわてて軒提灯や飾り花を引っ込めるようになって来た。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)