“孤笈飄然”の読み方と例文
読み方割合
こきふへうぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かかる機会を与ふるにやぶさかなりしと共に、儒教主義の教育を受けたる予も、亦桑間濮上さうかんぼくじやうそしりおそれたるを以て、無限の離愁を抱きつつ、孤笈飄然こきふへうぜんとして英京に去れり。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)