嫰葉わかば)” の例文
三度ばかりも湯をつぐうちに、急須の中の嫰葉わかばがすつかりその持味を失つてゐることは、茶好きなもののよく經驗するところである。
短夜の頃 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)