嫋々なよ/\)” の例文
さては遠きに倦みたる眼を伏せて、羊腸やうちやうたる山路の草かげに嫋々なよ/\と靡ける撫子なでしこの花を憐れむも興あるべし。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)