女王きみ)” の例文
処女たちの女王きみのゐます、花飾りした神壇の前の大蝋燭のやうに、立ち列ぶわたくしのもろもろの想念が、星のやうに空色の天井に照り映えて
わが女王きみは 笑はせたまはず
髪切虫 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
わが女王きみは 寝がへらせつゝ
髪切虫 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
女王きみの御代 これよりほがらに
髪切虫 (新字新仮名) / 夢野久作(著)