女御車にょごぐるま)” の例文
「み車を降りさせ給うたとき、よそながら拝しただけでございますが、花うるしのきらやかな女御車にょごぐるま、おん姿といえば、夜目にさえろうやかなお方のようにぞんじられました」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)