“太陰暦（たいいんれき）” の例文

現に私も月足らずの兒を生んだと評判をされる口惜（くや）しさに、いろ／＼の醫者にも學者にも訊き、子供が母親の胎内（たいない）に宿るのは、丸十月（太陰暦（たいいんれき））足らずと知りました。

銭形平次捕物控：287 血塗られた祝言 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)

“太陰暦”の意味

《名詞》
太陰暦（たいいんれき）

月の満ち欠けを基準として作った暦。
(出典:Wiktionary)

“太陰暦”の解説

太陰暦（たいいんれき、en: lunar calendar、ar: تقويم قمري）は、月の満ち欠けの周期を基にした暦（暦法）である。その周期を朔望月（さくぼうげつ）といい、1朔望月を1月とする。なお、「太陰」は「月（天体）」の意味である。陰暦（いんれき）とも言われる。「太陽暦」（陽暦）の対義語である。
閏月（うるうづき）などを入れて季節のずれを調整する太陰太陽暦と、季節のずれを調整しない純粋太陰暦がある。単に「太陰暦」と言った場合、日本や中国などの東アジアでは通常は太陰太陽暦を指し、イスラム圏などでは純粋太陰暦を指す。
本稿では、特に断らない限り純粋太陰暦について述べるが、純粋太陰暦を採用している暦はほぼヒジュラ暦（イスラム暦やヒジュラ太陰暦とも）に限定されることに留意されたい。
(出典:Wikipedia)

太	常用漢字 小２ 部首:⼤ 4画
陰	常用漢字 中学 部首:⾩ 11画
暦	常用漢字 中学 部首:⽇ 14画