天陽虫てんとむし)” の例文
そこで目をパチパチさせて、庭を見たり、窓から首をのばして見たり、天井を眺めたり、床の間のふくに向ってみたり、たまたま見つけた天陽虫てんとむしに頬杖をついて話しかけて見たくなったり……
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)