天晴そらは)” の例文
砦の態は見て解かぬものの、気澄み天晴そらはれた真昼時には、岩石ヶ城と名を呼ばれた大城廓の石垣が遥かに望まれることがあった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)