大飢渇だいきかつ)” の例文
中にもその家の親子二人、子はまだ六つになるならず、母親とてもその大飢渇だいきかつに、どこからじきを得るでなし、もうあすあすに二人もろとも見す見す餓死を待ったのぢゃ。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)