大錦下だいきんげ)” の例文
嶋は冠位こそまだ大錦下だいきんげを拝したばかりの式務省の一吏官にすぎなかつたが、白雉はくち五年の遣唐使随員のうちに加へられ、したしくその肺に洛陽の空気を吸つて来た男である。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)