大酔たいすい)” の例文
旧字:大醉
山陽の生活は、こうして居る間に、まったく、母とはべつになって、彼は彼で、詩社の交友とか、知己の留別とかに、いやでも外出がちになり、帰りはきまって大酔たいすいして戻った。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)