大無たいむ)” の例文
応じて時を移さずに新らしい短檠たんけいを捧げ持ち乍ら、いんぎんにそこへ姿を見せたのは、お気に入りの近侍きんじ道弥ならで、茶坊主の大無たいむである。
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)