大悲山だいひざん)” の例文
わざと遠くを廻って、西加茂の大悲山だいひざん満樹峠まんじゅとうげをこえ、応ヶ峰へ出て、やがて夜も白みかける頃、吉次と牛若は、京都の北から町へまぎれ入った。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)