“大尻端折（おおしりばしょ）” の例文
銭形平次は大尻端折（おおしりばしょ）りの植木の世話を焼く恰好（かっこう）で、さして驚いた様子もなく、こんな馬鹿なことを言うのです。
銭形平次捕物控：112 狐の嫁入 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
大尻端折（おおしりばしょ）りで、二人の子分を指図しているのは、二十七八にはなるでしょうが、小柄で、意気で、四ツ五ツ若かったら、寺小姓のように綺麗だったでしょう。
銭形平次捕物控：045 御落胤殺し (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)