“大切相”の読み方と例文
読み方割合
だいじそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをまあどうして暮して行こうというのだ。夕方になるとは、十二歳の長女が大切相だいじそうに五合瓶を抱えて、老父の晩酌を買いに行く。私の家の二階から、その哀れな姿が毎日眺められるのだ。
毒草 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)