大凡物だいぼんぶつ)” の例文
花鳥風月にも、恋慕の情にも、骨肉の愛にも、ひとしく心を動かし涙をもよおさずにいられない大凡物だいぼんぶつなのである。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)