外土居そとどい)” の例文
「今しがた、弾正曲輪だんじょうぐるわ外土居そとどいを見廻っていると、土民のすがたにやつした男が、河向うから声をかけ、矢文やぶみとしてこれを射込んで来ました。……どうやらお味方の密使らしく思われました」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)