堅魚節かつおぶし)” の例文
茶の料理なども料理として非常に進歩せるものなれど進歩の極、堅魚節かつおぶしの二本と三本とによりて味噌汁の優劣を争ふに至りてはいはゆる半可通のひとりよがりに堕ちて余り好ましき事にあらず。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)