基本どだい)” の例文
名を揚げ家をおこしてなどゝ、これを誰しも基本どだいなり、汝の思ふ如く一筋繩に此望みの叶ふものとせば、世は惡る者のに成りて、闇夜のはち合せ危ふかるべきを、十分が九分は屑にして
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)