坑道掘あなほ)” の例文
「兄者。敵の坑道掘あなほりも、いつのまにか、山のような土を谷あいに運び出していますゆえ、もう櫓の下近くまで掘りすすんで来たのかもしれませぬ」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)