地鎮柱じちんばしら)” の例文
下へおかれるやいな、高氏へびかかった。彼は身を交わしつつ、鎖の端を持って、勝負庭の四角よすみに立っている地鎮柱じちんばしらのぐるりをまろび転び逃げ廻った。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)