土形娘子ひじかたのおとめ)” の例文
人麿が土形娘子ひじかたのおとめ泊瀬はつせ山に火葬した時詠んだのに、「隠口こもりくの泊瀬の山の山のにいさよふ雲は妹にかもあらむ」(巻三・四二八)とあるのは、当時まだ珍しかった
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)