四阿山あずまやさん)” の例文
十一時二十分、また左から小さな沢が合した。振り返ると谷の空に遠く金字形の峰頭が浮んでいる。何山であるかその時は判然しなかったが、四阿山あずまやさんの頂上であることを後に知った。
皇海山紀行 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)