喞筒そくとう)” の例文
凄じい音で喞筒そくとうも坂を降りて行った。此処から一里半ほど下の山蔭に在る下和田村というのが焼けているのだそうだ。時計を見ると丁度一時半であった。
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)