“咬傷（かみきず）” の例文

「何だか、今度の犯罪は変態性慾が中心となって居るようですねえ。あの咬傷（かみきず）も作虐色情狂（サヂスト）のつけたものではないでしょうか？」

謎の咬傷 (新字新仮名) ／ 小酒井不木(著)

警察医の言った通りの鑑定で、咬傷（かみきず）はやはり女の歯でつけられたものだということだ。然し、大原の生前の秘密も大たいは見当がついた。兎に角これで中島せい子の口をあけることが出来るつもりだ

謎の咬傷 (新字新仮名) ／ 小酒井不木(著)

“咬傷”の意味

《名詞》

ヒトや動物に咬まれてできた傷。
(出典:Wiktionary)

“咬傷（動物咬傷）”の解説

動物咬傷（どうぶつこうしょう）とは、動物に咬まれた時にできる外傷の一つである。感染症から死に繋がることもある。咬傷は感染頻度が高いため、受傷部に閉創すると、噛んだ相手の口内や歯にあった雑菌で膿瘍を形成する可能性があるために縫合せず、適宜洗浄し開放創のままで治癒させる。そのため、咬傷の傷跡は目立つことが多いのが特徴がある。
(出典:Wikipedia)

咬	漢検1級 部首:⼝ 9画
傷	常用漢字 小６ 部首:⼈ 13画