“参籠人”の読み方と例文
読み方割合
さんろうにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十六日の朝舟は讃岐国丸亀さぬきのくにまるがめに着いた。文吉に松尾を尋ねさせて置いて、二人は象頭山ぞうずさんへ祈願に登った。すると参籠人さんろうにんが丸亀で一癖ありげな、他所者たしょものの若い僧を見たと云う話をした。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)