印度藍色インジゴーいろ)” の例文
それからずっと西の方は、斗満上流の奥深く針葉樹しんようじゅを語る印度藍色インジゴーいろの山又山重なり重なって、秋の朝日に菫色すみれいろ微笑えみを浮べて居る。余等はやゝ久しく恍惚こうこつとして眺め入った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)