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南陽
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みなみび
ふりがな文庫
“
南陽
(
みなみび
)” の例文
縁側の板は、
南陽
(
みなみび
)
に
反
(
そ
)
り返つて、猫の子が歩いても音がする——刀架の側は、秋山彌十の部屋だ。障子を開けさへすれば手も足も、すぐ刀に屆く——それでも刀を
銭形平次捕物控:246 万両分限
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
縁側の板は、
南陽
(
みなみび
)
に反り返って、猫の子が歩いても音がする——刀架の側は、秋山彌十の部屋だ。障子を開けさえすれば手も足も、すぐ刀に届く——それでも刀を
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
その二階は
南陽
(
みなみび
)
が入つていかにも氣持が良ささうですが、町家のことで床の間も
長押
(
なげし
)
もあるわけではなく、障子の外はすぐ低い
手摺
(
てすり
)
で、ひどく淺間に出來て居るのも
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
此方の方はさすがに木が荒れてをりますが、それは
南陽
(
みなみび
)
をしつかり受けるせゐでせう。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“南陽”で始まる語句
南陽原