“南庭”の読み方と例文
読み方割合
なんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは二条とみノ小路の旧皇居より一ばいまたお手狭である。正成が南庭なんてい寝殿しんでんをそこに仰いだとき、はや後醍醐は彼をみそなわして、この日特に、御簾みすを高くあげさせておいでになった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)