トップ
>
午刻半
>
こゝのつはん
ふりがな文庫
“
午刻半
(
こゝのつはん
)” の例文
主人の弟の新之助は、
午刻半
(
こゝのつはん
)
(一時)頃家を出て、日本橋で四軒廻り、四軒目は晩飯を
銭形平次捕物控:276 釣針の鯉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その翌る日の晝過ぎ、
午刻半
(
こゝのつはん
)
(午後一時)少し前でした。八五郎が駒形のあたりを見張らせて置いた下つ引が、明神下の平次の家へ、おでこで梶を取り乍ら、
轉
(
ころ
)
げるやうにスツ飛んで來たのです。
銭形平次捕物控:297 花見の留守
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「佛樣を下へ移して、
午刻半
(
こゝのつはん
)
(一時)には
入棺
(
にふくわん
)
することになつて居りますので、その手傳ひに參りました。死んだ清太郎さんとは
朋輩
(
ほうばい
)
同士で、少しはそんなお役に立ちたいと思ひますので、へエ」
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
“午刻”で始まる語句
午刻
午刻過